担当者の想い

事業を推進するそれぞれの
担当者へ
インタビューしました。

Interview 04
一般社団法人沖縄スポーツ関連産業協会 代表理事
スポーツデータバンク沖縄株式会社
石塚大輔

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●スポーツのチカラとはどのようなものだと思いますか?

スポーツ庁は令和4年3月に第3期「スポーツ基本計画」を策定しました。これまで、スポーツの捉え方として、「する」「みる」「ささえる」といった様々な参画の形が示されてきましたが、この基本計画では「つくる/はぐくむ」「あつまり、ともに、つながる」「誰もがアクセスできる」といった3つの新たな視点が必要とされると掲げられています。
スポーツは「する」ことだけではなく、様々な立場で関われることが、スポーツの持つ価値や意義であり、子どもから大人まで多世代が親しめることは利点であると思います。
また、スポーツは人の感情にダイレクトに届く体験や興奮・感動の共有ができる要素を持ち合わせており、これが人々を惹きつける特徴かもしれません。
これらはつまり、スポーツには様々な角度から多くの人が関われる、地域のハブ機能となり得ることから、様々なステークホルダーを巻き込む最適なコンテンツと言えると思います。

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●スポーツ×〇〇で特に親和性の高いと思う領域、産業はありますか?

誰もが身近に感じるコンテンツとの組み合わせは特に親和性が高いと考えています。例えば、スポーツ×「教育」、スポーツ×「食」、スポーツ×「DX」などが挙げられます。「教育」は体育からスポーツへの変革期でもあり、「食」は健康維持に必要不可欠な要素であり、「DX」は近年の利便性向上や人口減少の対策として欠かせない存在です。これらにスポーツが掛け合わされることで人々の人生をより豊かにする新しいスポーツの魅力発見や相乗効果で地域発のスポーツビジネスが生まれ、地域課題の解決が期待されると思います。

●沖縄以外の地域のオープンイノベーションにも携わられていますが、参考となる事例などありますか?

スポーツ庁事業の地域版SOIPが参考になると思うので少し紹介します。令和5年度スポーツ産業の成長促進事業「スポーツオープンイノベーション推進事業(地域版SOIPの先進事例形成)」で、大宮アルディージャVENTUSとeatas株式会社(所在地:福岡県福岡市)は食に焦点を当てて、「スポーツ×栄養」による女性アスリートのパフォーマンス向上に取り組んでいます。SOIPの目的でもあるスポーツと他産業の連携による新サービスの創出に向けて、大宮アルディージャはスポーツ選手の栄養管理だけではなく、中学生に向けた栄養講座の実施や給食メニューの考案など、地域との積極的な関わりを形創っています。スポーツの可能性を拡げて、スポーツを通じた地域貢献。スポーツが社会に溶け込む良い事例だと思います。

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●スポーツビジネスアドバイザーとして、採択事業者に向けてどのようなサポートをお考えですか?

島国である沖縄は、深い歴史や豊かな自然、また年間を通して温暖な気候といった特徴があります。今や観光スポットとしてだけではなく、移住先としても人気の高い地域になっていますね。さらに、スポーツの国際大会の開催地にもなるほど、国外・県外の注目度や旅行需要の期待値は高いと思っています。一方で、沖縄県内でスポーツの本来のチカラをどのくらい発揮できているか、地域に浸透しているかは、まだまだ可能性を感じています。スポーツでできること、周りの人々や環境を動かせること、地域を盛り上げるアイディアは全国に散らばっています。県外の最新情報や知見を吸収してもらえるよう、多くの事例やコンテンツを共有したいですね。これをきっかけに、沖縄県発信の新しいビジネスが生まれることを期待したいです。

●最後に一言(応募を検討している事業者に向けて)

沖縄を更なるスポーツの聖地となり得る可能性を皆さんと一緒に創り上げていけることを楽しみにしています。是非、皆さんの力で沖縄とスポーツを育て、盛り上げていきましょう!