担当者の想い

事業を推進するそれぞれの
担当者へ
インタビューしました。

Interview 03
一般社団法人沖縄スポーツ関連産業協会 代表理事
株式会社レジスタ 取締役
青田 美奈

interview02
●沖縄のスポーツ事業の課題はなんだと思いますか。

沖縄のスポーツ事業には3つの課題があると思います。まず1つ目は今回の事業のテーマともなっていますが、他産業の巻き込みが少ないこと。プロアマのスポーツチームもそうですが、子ども向けのスクールやフィットネス事業などを手掛けている事業者なども、スポーツ業界のみで完結していることが多い為、拡がりが少ないと感じます。
2つ目はポテンシャルが活かしきれていないことです。沖縄の優位性を示すときによく、沖縄県を中心とした地図が使われることがあります。飛行機で4時間圏内に多くのアジア都市が入るというものなのですが、スポーツビジネスの世界ではこのアジアとの近接性や親和性を活かした事業はまだまだ少ないと思います。
そして3つ目は、事業者の事業規模。これはスポーツ以外の産業にも言えることですが、中小零細企業が多く、資金力、マンパワー、外部とのネットワークなどが限定されています。

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●解決するためには何が必要だと思いますか?

やはり、異業種や県外企業とのコラボレーションがポイントです。プロスポーツチームではスポンサー企業のアクティベーションという形でのスポーツ×〇〇という取り組みは増えてきていますが、スポーツチームでなくても他産業との掛け合わせで新たな収益が生まれるケースはあります。また、他産業の企業にとっても「スポーツのチカラ」を使って、事業の価値を高めることは可能です。県外企業とのコラボで、外からの視点で沖縄の魅力や地域資源を発掘してビジネスに活かすという形もありですね。

●参考までに、興味深い県外のモデルなどをお聞かせ頂けますか。

サントリーウェルネスさんがJリーグと実施されているBe Supportersという取り組みなどは、おもしろいですね。老人ホームの利用者であるシニア層がJクラブを応援することによって、認知症予防につながるという事業なんですが、普段は常にだれかに「支えてもらっている」側の高齢者が、選手に「応援してくれてありがとう」と言われる、支える側に回ることが生きがいになる、というのがこの事業のポイントです。まさにスポーツ×ヘルスケア。スポーツのチカラで地域課題を解決するという事例ですね。

●スポーツ×〇〇でどういったビジネスが生まれてほしいですか?

まずは「稼げる」ビジネス。本事業をきっかけに自走化をし、さらに沖縄に経済効果をもたらすビジネスが生まれてほしいです。個人的にはスポーツの醍醐味は「興奮と熱狂」だと思っているので、なにか観戦スポーツの新しい形が、例えばキャンプなどで実証できたらおもしろいですね。

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●最後に応募しようかなと思っていらっしゃる事業者さんへメッセージをお願いいたします。

今回、採択事業者のハンズオン支援にも入らせていただきます。スポーツはとてつもないパワーを持っているので、ぜひ、「スポーツを使い倒して」一緒に、ワクワクする新しいビジネスモデルを構築してきましょう!